社会的養護の施設について
社会的養護
社会的養護とは、親のない子どもや親に監護させることが適当でない子どもを公的責 任で社会的に養育し保護するとともに、養育に困難を抱える家庭への支援を行うことで す。 指針には、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」の2 つの基 本理念が掲げられています 。
(児童養護施設運営ハンドブックより引用)
社会的養護を担う施設
児童養護施設
児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施設の一つです。
児童養護施設には予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けているなどさまざまな事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが家庭に替わる子どもたちの家で協調性や思いやりの心を育みながら、生活しています。
児童養護施設では子どもたちの幸せと心豊かで健やかな発達を保障し、自立を支援しています。
(全国児童養護施設協議会HPより引用)
北摂児童施設連盟に加盟している児童養護施設
松柏学園 ・ 大阪西本願寺常照園 ・ 奈佐原寮 ・ 聖ヨハネ学園 ・ 慶徳会子どもの家 ・ レバノンホーム ・ 救世軍希望館 ・ 大阪水上隣保館遙学園/翼
児童心理治療施設
児童心理治療施設とは、児童福祉法に定められた児童福祉施設で、心理的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を中心に、学校教育との緊密な連携による総合的な治療・支援を行う施設です。
児童心理治療施設が援助の対象としているのは、心理(情緒)的、環境的に不適応を示している子どもとその家族です。子どもの対象年齢は小・中学生を中心に20才未満ですが、施設への入所(宿泊)・通所は児童相談所(長)が適当と認めた場合に「措置」として決定されます。
(全国児童心理治療施設協議会 HPより引用)
北摂児童施設連盟に加盟している児童心理治療施設
乳児院
乳児院は児童福祉法第37条に定められている児童福祉施設です。
保育士、看護師、栄養士、心理職、家庭や里親を支援するソーシャルワーカー、医師など専門的な知識をもったスタッフが乳児だけでなく幼児やそのご家族、地域に至るまでまるごとサポートできること。
それがわたしたち乳児院の強みのひとつです。
何らかの理由でご家族が赤ちゃんを育てられなくなった時に児童相談所を通じて一時的または中・長期的にお預かりし、24時間365日体制で養育する〝もうひとつのあったかいおうち〟。
それが乳児院です。
(全国乳児福祉協議会HPより引用)